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高血圧・高血圧症

我が国の高血圧症患者は約4000万人にのぼると推定されています。
血圧値が高いほど、脳卒中、心筋梗塞、慢性腎臓病の罹患率と死亡率は高いです。
血圧140/90mmHg以上を高血圧としています。
血圧数値は診察室血圧よりも家庭血圧を優先的に用いることが推奨されています。
未治療で診察室血圧130~139/80~89mmHgの場合、65歳以上、男性、脂質異常、喫煙、脳心血管病既往、非弁膜症性心房細動、糖尿病、蛋白尿のある慢性腎臓病の危険因子がある方は早期診断・早期治療が重要であり降圧目標は130/80mmHg未満とされています。

原因について

高血圧の原因は本態性高血圧と二次性高血圧に分けられます。
90%は本態性高血圧です。二次性高血圧の原因としては腎臓疾患、内分泌疾患、睡眠時無呼吸症候群、などです。
若年者の高血圧や高齢者でも急激な血圧上昇をきたした場合などは二次性高血圧を疑う必要があります。

診断について

血圧測定、問診、身体所見、検査所見(心電図、血液、尿検査など)から二次性高血圧を除外し糖尿病、脂質異常など危険因子を評価していきます。

治療について

減塩、減量、運動、節酒、禁煙を指導し、降圧薬治療をおこないます。

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